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ver2.51の概要
ver2.41の概要
ver2.31の概要
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BLOCKO2の概要・仕様
単線結線図、展開接続図、油圧回路図等の実用高速生産CAD


◆メインウィンドウまたはメニューの「作図」にある上記アイコン「図形SAVE」クリックしますと左図の「Fモード図形登録」ウィンドウが表示されます。
◆左のフォルダツリーで保存先フォルダをクリックして選択します。
◆編集画面上の保存する図形を
セレクト(選択)します。
◆ファイル名を入力して「保存」ボタンを押せばbld形式で保存されます。
◆ファイルの移動・コピー・削除・名前の変更もこのウィンドウ上でできます。削除はWindowsの「ゴミ箱」への削除ですので、元に戻すことができます。
 
◆この保存ウィンドウは編集面と共存できますので編集中にいつでも保存することができます。
ver2.71の概要
図形の登録・読込の新設  

編集画面上の選択(セレクト)されたフリーモードの図形を保存し、いつでも再利用することができます。
◆編集面に常駐できます。選択はワンクリックのみ、ダブルクリックは不要です。
◆読込はBLOCKO2の図形以外にDXF.JWSファイルを読み込めますので、それらの豊富な資産を継承することができます。

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 図形の保存・削除・移動・他
   図形の読込


◆メインウィンドウにある上記アイコン「図形LOAD」ボタンをクリックしますと左図の「Fモード図形読込」ウィンドウが表示されます。「Fモード図形保存」ウィンドウが表示されている場合はこちらに置き換わります。
◆読み込むファイル形式(BLD・JWS・DXF)を選択します。
◆必要な図形の上でクリック(ダブルクリックは不要、あちこちクリックしても最後にクリックしたところ)して選択し、編集画面でクリックして貼り付けます。
◆選択したものを編集画面に貼り付けない場合は戻って再度選択ができます。
◆この読込ウィンドウは編集面と共存できますので編集中にいつでも部品として読込することができます。ただし、「Fモード図形保存」「印刷プレビュー」とは共存できません(画面から一旦消えます)。
◆デフォルトでは「読込後グループ化する」にチェックが入っていますので、すぐに変形操作(SHIFTキーONで等比変形)ができます。
◆図形のファイル名は左下に青色(右クリックポップアップメニューで赤色、黒色、表示なしに変更可)で表示されています。図形と重なって見にくい場合もありますがマウスを図形の上まで動かせば右上にファイル名が表示されます。
 


◆フォルダやファイルに関する一般的な事項は標準のWindowsの規則に従います。
◆フォルダ作成にチェックを入れれば現在選択されているフォルダ内に新しいフォルダが形成されます。
◆一つのファイルの容量に制限はなく、極端な例では一つの図面ファイルも登録して部品として扱えます。
◆保存図形のサムネイルは縦横2〜10の範囲で選択できます。
サムネイルでの表示は枠の範囲内に収まるように拡大・縮小されています。従がって実際の大きさとは異なります。
◆リスト表示にチェックを入れればサムネイルの部分がリスト表示になります。ファイルサイズが大きく多い場合は描画に時間がかかるためリスト表示の方が当然高速になります。
◆表示ウィンドウの大きさやフォルダツリーの幅は変更できます。
◆「印刷プレビュー」がクリックされればこのウィンドウの表示は消えます。
◆文字はもちろん保存できますしBMPも図形として保存できますが、BMPの場合はBMPファイルを同一フォルダ内に作成して外部参照しますので図形ファイルを別のファイルマネージャー等で別フォルダに移動する場合はファイルと同時刻に作成(更新)されたBMPファイルも移動させる必要があります。図形登録ウィンドウ内でファイルを移動する場合は上記のことは自動化されています。なお。OLEデータは現バージョンでは保存できません。
◆図形ファイルが増えてくると読込む場合の選択が困難になり、また大きな容量のファイルがある場合などサムネイル表示に時間がかかる場合がありますので、カテゴリー毎に分類して効率よく保存してください。また定期的なファイルのバックアップは一般のウィンドウズファイルと同様に重要なことです。
◆読込ウィンドウではファイルの移動・コピー・削除・名前の変更はできません。登録ウィンドウで実施してください。
◆DXFファイルの扱いは現バージョンでは下記によります。
  1.R12形式であること。従がってマルチテキスト(MTEXT)は読込みません。
  2.ブロック図のネストは1重のみ、多重にネストされたブロック図は読込みません。またブロック図の回転には対応していません。
  3.レイヤー・線種・線色は忠実に読み込みません。BLOCKO2で編集してください。
◆JWSファイルの扱いは現バージョンでは下記によります。
  1.jww502以後の形式であること。古いファイルやJWKファイルは新しいバージョンのJWS形式で保存しなおしてください。
  2.単純な図形のみ(線・円・円弧・点・文字・ソリッド)を読込みます。ブロック図等は読込みませんので解消しておいてください。
  3.レイヤー・線種・線色は忠実に読み込みません。BLOCKO2で編集してください。
  4.JWWファイルは一旦読み込んで編集し直して、その全体あるいは部分選択で「図形保存(もちろんBLD形式)」しておけば再利用できます。
◆いずれにしてもJWW・JWS・DXFファイルはあくまで参照図形で、それをBLOCKO2上で編集し直して「図形保存」でネイティブなBLD形式で図形を保存されることが高速化のためにも推奨されます。
   一般的な事項
印刷範囲の設定の新設

ver2.70以前は紙面が編集画面の左上に固定されていましたが紙面を編集面の自由な位置に置けるようにしました
◆従がって部分拡大印刷ができます。印刷レイアウトが簡便にできます。
◆メインメニューの「ファイル」をクリック。
◆印刷範囲の設定をクリック。
◆左図のように赤い矩形で現在の印刷範囲と「印刷範囲設定確定ボタン」「
プリンタ・用紙の設定」が表示されます。
◆用紙が設定されていない場合や用紙の縦横変更の場合は先に「プリンタ・用紙の設定」で設定しておいてください。
この赤い矩形はフリーモードの選択された矩形と同様なので、線の上をクリックすれば移動で、ハンドルマークの部分のクリックで拡大・縮小(当然、縦横等比変形になります)ができます。
◆左下図は移動して印刷範囲を少し縮小(すなわち図形は拡大されるということです、ZOOMが121%に連動している)したものです。
◆「印刷範囲設定確定ボタン」をクリックすれば赤い枠が消えてその位置に印刷用紙が表示されます。
◆紙面がver2.70以前のように左上に固定されることはありませんが、ブロックモードの図形は左上隅のブロックを原点として右に160個、縦方向に112個ですのでブロックモードの部品がある場合、またない場合でも極端な編集面への右下への移動は内部処理の数値の増大を招きますので左上方付近ということは尊重されるべきです。
文章途中での書式変更

文章の一部のフォントを変更したり文字色を変更する場合に使用します。
◆文章途中で書体を変更する場合、図の編集枠に半角文字「^」3個を挿入し次の形式で行います。
◆1番目と2番目の「^」の間に制御用半角文字を入れて、2番目と3番目の間に制御される文字を入れます。
◆(例) 012^C2^3456^789⇒012
3456789 (Cは文字色変更で図の3個目の色、0からカウント、黒が0なので赤は2になります)
◆編集枠に「^」を入れている途中では表示がおかしくなりますが3個の「^」を入れた時点で正常になります。
◆1番目と2番目の「^」の間の制御文字は多重定義ができます。(例)012^BIC2^3456^789⇒012
3456789 (太字・斜体・色2)。これを012^BI^C2^3456^789のようにすると異常になります。3個の「^」のセットは遵守してください。
◆どうしても自由にならない、思い通りにならない場合は左から四つ目の「文字群に分解する」ボタンで文字を加工してください。
◆制御文字は半角小文字でもよい。
◆右端のような縦書き平成21年の制御は 平成2^P^1^年 となります。平成^P^21^年ではありません。
◆C02の表現はC2と同様になります(Sも同様の表現可)。
◆F(フォント)の次の数値は下記の通りです。それ以外は対応していません。
F0:MS ゴシック F1:MS 明朝 F2:MS Pゴシック F3:MS P明朝 F4:MS UI Gothic F5:Impact F6:Stencil
◆UMLは多重にできません。次のような表現は「文字群に分解する」で対応してください。
   
その他の改良点・不具合の修正

  以下の文章で、〜がありました、の現象は改修されています。
全般
ver2.70以前は単結作成の文字支援が編集第1面だけでしたが1〜4面まで可能にしました。
フリーモード作図カーソルをからに変更しました。理由はホットスポット(先端)がわかりにくいため。
◆jwwファイルを読み込めるようにしました。ただし単純な図形のみ(線・円・円弧・点・文字・ソリッド)を読込みます。ブロック図等は読込みませんので解消しておいてください。またレイヤー・線種・線色は忠実に読み込みません。BLOCKO2で再編集してください。
◆セレクト時のハンドルマークをからのように変更しました。理由は見た目をすっきりさせるためにすぎません。
マウスホイールを環境設定のチェックオンで編集面の拡大・縮小にしました。チェックオフでは機能を増やしました。従来通りではマウスホイールは編集面の上下のスクロールでマウスの中央ボタンを押しながらのマウスホイールは編集面の拡大・縮小でしたが、Shiftキーを押さえておけば左右のスクロールになり、Ctrlキーを押さえておけば編集面の拡大・縮小になります。
◆編集面の上にマウスがくれば、その編集面がアクティブになるようにしました。
◆ブロックモードパーツをSHIFT ONでフリーモードにて取り出す場合の基準点をパーツの中心にしました。
◆編集面のビューで直線連続線が表示されていませんでした。
◆グループ化したものをshiftキーを押しながら平行移動したあとグループの四隅の頂点がずれる場合がありました。
◆コピー・ペーストでペーストした図形が書き込みレイヤーを無視して全てレイヤー1に入っていました。
◆ブロック移動・複写・削除、1行(列)挿入・削除の場合、作業の前後でブロックモード・フリーモードのモードが変わらないようにしました。
◆フリーモードの最大要素数をデフォルトで100000に設定しました。500000まで設定可能です。
文字列・文章関係
文字列・文章の編集でカーソルが文頭に飛ぶなど挙動に不具合があったのを修正。ver2.61でも異常がありましたがver2.70では正常になっています。
◆文字列・文章作成で最初にポイントマークが出ないときがありました。
◆文字列・文章再編集のとき編集終了後、閉じるボタンで連続作成になる場合があったが作成終了にしました。
◆縦書きの「。」「、」が左側に位置していたので右側へ改修しました。
◆図形のプロパティウィンドウの表示をして、フォントのページをクリックすると削除した図形や文字が表示されるときがありました。
◆文字列・文章をセレクトして移動させる場合に、クリックが早ければダブルクリックのようになって再編集モードになるときがあったので、ダブルクリックで再編集モードにするかどうかを環境設定で選択できるようにしました。いずれにしても右クリックで再編集モードに入ります。
◆メインウィンドウにある色指定・変更コンボボックスで文字列・文章の文字色の変更ができるようにしました。
◆メニューの「F図形編集」に「グループ化された文字列の拡大・縮小」にON・OFFを新設して、グループ化された文字列・文章の文字サイズをグループ拡大・縮小時にX軸の変形率に連動するか否かを選択できるようにしました。BLOCKO2起動時のデフォルトは常にOFFです。
◆文字列・文章の傾きが0度でない場合に矢印キーで移動させると移動前の文字が消されずに残っていた。
◆文字列・文章を移動する場合の高速化を図りました。
連続線関係
連続線(直線・スプライン・雲形)で右クリックで終了の場合はメニューを出して始点と終点を閉じるか、閉じないかを選択できるようにしました。
上記の閉じるか、閉じないかは確定後もプロパティ変更で選択ができるようにしました。
直線連続線の一部変形のために頂点のハンドルマークをクリックしたとき、連続線全体をセレクトしてしまう場合(移動・複写・削除モードになる)が頻繁にありましたが、確実にハンドルマークを捉えるように改良しました。
直線連続線の一点鎖線・二点鎖線の頂点をはみ出して線が飛び出す場合がありました(PDFも含めて)。
直交連続線の描画中、X軸方向・Y軸方向への移動が等しい場合に斜線になる場合がありました。
◆スプライン曲線に矢印をつけた場合、矢印が印刷されていませんでした。
◆異常ではありませんが、連続線関係を矢印キーで移動した場合ハンドルマークが元の場所に残ったままでした。
作図一般
◆TR2次分岐回路をセレクトしたときのハンドルマークのクリックでは再編集モードにしました。
◆ブロックモード部品カテゴリーA6のPASの選択でJIS(3)のPASの刃が作図されていませんでした。
◆円弧の破線が出ていない場合がありました。
円弧・楕円弧を点線にした場合に拡大するとエラーが出る場合がありました。
◆楕円を矢印キーで移動させる場合、楕円が消える場合がありました。
回転楕円のコピー・ペーストができませんでした。
◆円周の周囲を変形したものと他の図形をグループ化した場合、グループ化の範囲が巨大になる場合がありました。
◆矩形を回転したものをプリントプレビューすると「整数のオーバーフロー」のエラーが出る場合がありました。
◆範囲セレクトをした場合、関係のないところの台形・平行四辺形がセレクトされることがありました。
PDF・DXF関係
◆円弧に矢印のついたものをPDF出力したとき、点線等に矢印が付いていませんでした。
◆回転角丸矩形の塗りつぶしがPDF出力されていませんでした。
◆スプライン曲線を使用したブロックモードのカスタム部品のある文書をPDF変換した場合、線の一部が欠ける場合がありました。
◆角丸四角形の角丸の半径を大きくしてPDF・DXFファイルに出力したとき、角丸四角形の形が崩れる場合がありました。
◆DXF読込でネストのないBLOCK図形を読み込めるようにしました。
◆DXFのレイヤーを読み込むようにしました。
◆大容量のDXFを続けて読み込めない場合がありました。
◆DXF出力に文字列・文章の縦書きが対応していませんでした。
◆DXF出力のSOLIDの色がすべて黒になっていました。
◆直交線の矢印がDXF出力されていませんでした。
◆連続線・スプラインの矢印がDXF出力されていませんでした
その他
◆ブロックパーツをブロック範囲の色変更をした場合、矩形や円の部品がその色や黒で塗りつぶしになる場合がありました。
◆パーツボックスA−6のPASの選択ページに入るとパーツのスクロールがそこで停止していましたが,スクロールが続くように改訂済みです。
◆直線の端点処理コマンドを使用したときセレクトしたオブジェクトにDOTが2以上あった場合等にエラーが表示されました。

◆選択フィルターで「グループ化されたものは対象外」のチェックマークをつけました。
◆選択フィルターで直線の矢印を直線と認識していませんでした。
◆選択フィルターで色をパスでも任意色は除外されていました。
◆OCR保護協調図において、矢印キーでスプライン曲線の移動ができませんでした。
◆ブロックモードパーツ作成画面のスクロールが3ブロックも動いていたので1ブロックに改修しました。
◆変更のない編集面を閉じるときにも「ファイルが変更されているので保存しますか」の警告が出る場合がありました。
◆直線の交点を設定すると直線が消去される場合がありました。
◆矢印の向きを変えると矢印の種類が変わる場合がありました。
◆WMF作成で矢印がサポートされていませんでした。
◆ブロックモード部品作成で塗りつぶし図形が自由線に移行しませんでした。
◆格子点スナップのとき三角形を移動中に形が崩れていました。
◆ブロック移動・複写でフリーモードの図形が移動先で1ピクセルずれるときがありました。
以上
◆サムネイルの場合は図形枠内のクリックする場所によって下図のようにマウスが図形を捉えるポジションを選択することができます。このポジションは右クリックメニューにより右図のように選択ができます。
◆「クリック位置による」は枠内を4分割したポジションによります。右図のLBSの部分を参照してください。
◆この働きはタイトル枠のような範囲の大きな図形を貼り付ける場合に効果があります。範囲の狭い図形では大差はありませんが好みによって選択してください。
◆リスト表示にすると「常に右下」に固定になります。
  
パーツをSFIFTキーONで取り出して直線上に嵌め込む

◆ブロックモードのパーツをSHIFTキーONでフリーモードの図形として取り込んで、それを直線の近傍に貼り付けた場合、下図例のように自動的に直線を消して部品が入り込むようになります。
ただし、全てのパーツにこの機能があるわけではありません。
、直線はフリーモードの直線です。水平線にも対応します。
、パーツボックスでSHIFTキーを押さえてLBSを捕捉して直線の近傍(でよい)にもっていきクリック。
、LBSの中心線が自動的に直線にはまり込みます。
、同様にSRとSCを嵌め込みます。
、SRの部分(グループ化されている)を(線をセレクトしないようにSRの端の方で)クリックしてセレクトします。
、DELキーで削除しましたが線は修復されています。
、同様にLBSの部分をセレクトして矢印キーで下部へ移動させました。線は修復されています。

◆DXFファイルへの変換では嵌まり込み部の直線は自動消去されません。PDF・WMF出力はOKです。



◆図形間の接続を重視した図形の作成は[格子点スナップ]を利用します。全ての図形の端点を格子点におく必要はありませんが、少なくとも左右上下で他の図形と接続される接続点を[格子点スナップ]で格子点にもってくることによって、登録図形を読み込んだ場合の図形間の接続が容易になります。もちろん読み込む場合も格子点スナップに設定しておきます
(BLOCKO2を最初に起動したときは図形読込は格子点スナップになっています。次回からの起動時は前回終了時の状態になります)。
◆BLOCKO2が提供している[3線結線図]はすべて端点が格子点に作成されていますので、下図例のように@とA・AとB・BとCがマウスの微妙な動きを必要とせずにきれいに接続されます。
◆ブロックモードの部品は一つのスナップ点(1ブロックの左上点)をもつ部品ですが、図形登録されたオブジェクトは言ってみれば16点(あと2回編集面で拡大操作をすれば64点になります)のスナップ点をもつ部品と考えることができます。ブロックモードの部品をBF変換してそのまま(すでにスナップ点にあるので)図形登録すればスナップ点を多く持つ部品となり、ブロックモードのような感覚で編集作業が行えます。
◆BLOCKO2が提供している[油圧回路図]についても同様に格子点スナップをもつ登録図形です。油圧回路部品はブロックモード部品のカテゴリーF1・F2にありますが、開発途中のままであり、図形の性格からも今後は登録図形で編集されることを推奨します。
 図形間の接続を重視する場合は格子点スナップの活用
嵌め込みの内部処理について
BLOCKO2では嵌め込みは見かけ上であり実際に線を切断したり、線の修復に接続し直したりしているわけではなく、、切断されたように見える部分を白色の線色・白色の塗りつぶし色でまず描画して、それから図形や文字を描画し、嵌め込む場合は相手の線を探して線スナップで描画するようにしています(例外もあり)。従がってブロックモードの部品を作成する場合も同様の操作をすれば嵌め込み部品や文字を作成することができます。
サムネイルの表示は数字、アルファベット順にソートされて表示されますので、名称の前に00-、01-・・・のようなタグナンバーを付加することによってフォルダ内の表示の優先順位等を整理することもテクニックの1つです。
文字列やBMPも登録でき、ブロックモードに比べて図形種類の制約はありませんので単結部品もこちらで登録しておくことも勧められます。ただし部品の回転はブロックモードの方が簡単ですが、回転した部品をよく使用されることがあるならば、それも登録しておくことも一つの方法です。
1、Bモードパーツを置く
2、BF変換をかける
3、Fモードでセレクトする
4、名前を付けて登録

Bモードパーツの接続点のほとんどはスナップ点にありますので、これでOKです。
左図は嵌め込み文字の作成概念図です。最初に自由線で塗りつぶしの矩形を中心部に描き、それからABCを文字で描きます。次に矩形をプロパテイで白色線・白色塗りつぶしに設定します。これで左のCDRの文字のようなことができます。
(注)ver2.70について
ver2.70は次の機能に不具合がありますのでver2.71以後をダウンロードしてインストールを実施してください。
1.印刷範囲の設定をした後でフリーモードの図形をセレクトして矢印キーで移動させたとき、印刷範囲も同時に移動していた
2.連続線が円弧になるときがあった
3.ブロック部品の矩形や円が塗りつぶされる場合があった
4.スプライン曲線の一部描画で編集不能になる場合があった
その他若干の修正があります。
ver2.72の概要
ver2.71の改良・修正版(特に緊急性はありません)

直方体の塗りつぶしを自動で上面を淡く側面を濃く塗りつぶすように改良しました(従来は上面・側面の塗りつぶしなし) 
 図面の注意書きや系統図に利用してください。
   
◆文字列のダブルクリックで再編集モードにするかしないかの環境設定を保存するようにしました(ver2.71では保存しない)。
◆回転直方体をペーストまたは図形保存したものを読込んだとき形状が崩れていたのを修正しました。

◆ハッチングペイントのパターンや間隔が矩形・円等で変更できなかったのを修正しました(ver2.61まではOK、ver2.71で不具合)。
ver2.73の概要
ver2.72の修正版(JWW・JWS・DXFを使用しなければ特に緊急性はありません)

JWW・DXFファイルをBLOCKO2で読み込んで編集している時は問題はありませんでしたが、保存をしてBLOCKO2を一旦終了させ次に読込んだ場合に文字列が表示されませんでした(文字列が保存されていませんでした)。これはJWS・DXFで図形登録されたものを図形読込で読込んだ場合も同様でした。
ver2.73aの概要
◆印刷範囲をデフォルトの左上隅から移動させて印刷した場合、Bモードのパーツに組み込みの文字が大きくなる場合があった
ある種のブロックモードのパーツをおいたとき、そのパーツの右側、下側のパーツが保存されない場合があった
格子点スナップの活用
油圧回路図について